ボケ封じ三光石神社

 

 

鳴り釜は、三光石神社のご神事で毎年年1回行われます。今年もコロナ禍のために、去年に引き続き住職一人でお勤めさせて頂きます。

大変残念ですが、来年には皆様にもお越しいただけることを心より祈っております。


2019.11.07鳴り釜の神事

2018年も例年以上に美しい響きを釜は奏でました。 本堂にて執り行わせていただきました。その後、座敷にて美味しい和菓子とお茶の接待があり、全員で楽しく歓談しました。


2016年3月に三光石神社のトクサ葺きの屋根が本格修理されました。
長年の夢がようやく叶いました。
本当に嬉しく思っております。
美しく蘇ったトクサ葺きの屋根を見に来てください。

三光石神社というのは、西寿寺建立の際、山を造成したところ、星と月と太陽をかたどった、
光輝くご霊石が出現しました。
そのご霊石を退かしたところ、その下から清らな泉が湧き出て、その時から、この地を泉谷と呼ぶようになり、西寿寺の山号も「泉谷山」と改められました。
その後、ご霊石は鎮守社・三光石神社のご神体として、社殿の中に納められていました。

修復の際の文化財調査で、三光石神社のお社の屋根が、板葺きの中でもとても珍しい、
とくさ葺きの屋根であることそして、建立が元禄14年9月16日であることが判りました。

とくさ葺きというのは、こけら葺きの板よりも厚い板で丁寧に吹き上げられた板葺きの屋根で、
全国でも数件しかないという珍しいものでした。

西寿寺に残る古文書によれば、明治の神仏分離まで、この三光石神社では、
鳴釜のご神事が営まれていました。
この度、百数十年ぶりにこの神聖なる御神事、鳴釜を復活するとになりました。
鳴釜は、釜の鳴る音で吉凶を占う古来からのご神事です。

お気楽にお参りください。

三光石神社のご祭神は、天照大神を始めとする八百万の神々で、ご利益は、ボケ封じです。
高齢化社会で、もっとも気になるボケ封じのお社です。
どうぞ、おまいりください。

鳴釜を勧修する住職。
厳かに釜が鳴りました。

三光石神社のボケ封じ守りができました。
希望者にお分けします。
1個500円です。
とても、綺麗なお守りです。

~水琴窟が囁く癒しのお寺~ いずみ谷 西寿寺
〒616-8253 京都市右京区鳴滝泉谷町16
TEL/FAX:075-462-4851(代表)