サビがうちの子になったのは、明日8月19日です。2年前の8月11日、その日は雨でしたがお詣りの途中お寺から緊急連絡がありました。首輪に鈴をつけたネコを保護したという連絡でした。首輪がある以上は飼い主さんが探していると判断し、至急警察にお届けするように頼みました。3時ごろお寺に帰るとお留守番の人が「ネコちゃん、山の中に入ってしまい鳴いています」とのこと。30分程いろいろな手段を試みてようやくその子と初対面しました。子猫ではないですが、とても痩せていてお腹を空かしているようなので、ミーたちのウェットとカリカリ、お水を出すとよほどお腹が空いていたのか貪るように食べました。お腹が膨れて安心したのかスヤスヤと眠りについたので、乾いたタオルで体を拭き、低体温になっているといけないのでバスタオルで体を包んでから迎えに来たおまわりさんに渡しました。それから毎日、警察の会計課に電話をして飼い主さんが来てくれたかと尋ねましたが、答えはいつも一緒で「迎えがきません」でした。来週になるとこの子は保健所に渡されるということを聞き、何日か悩みました。15日の日とうとう決心しました。ミーやチャータには申し訳ないが、この子をうちの子にしようと決めました。そこで警察に連絡し8月19日に迎えに行くことを約束し、その日の朝サビをうちの子にしました。始めは怯えていたのですが、病院から新しいサビの部屋に連れていくと何となく落ち着き始め、スヤスヤと眠りにつきました。それがサビと私の家族としての始まりです。閑話休題