樹木葬をするために土地の整地を行うのに、今は重機が入れるようになりましたが、当時は手作業で毎日毎日、1ヵ月間かかって整地しました。この整地はとても苦労があり、寒い時期でもあったのでミゾレの中を鍬と鋤で耕すという作業はとても辛かったでした。でも、そのかいあって2月には藤、アジサイ、枝垂れ梅、酔芙蓉、深山つつじ、桃、サンシュウ、白モクレン、南天、ヤマボウシ、むくげを植えることができました。土地の真ん中で二つに分けて植えました。真ん中には砂利を引き、その道に沿ってさつきを植えました。ちょうど、「二河白道」のようになるように設計しました。お浄土への道「ホワイトロード」と名付けました。火の河と水の河の間にある細くて白い道それの先には阿弥陀様の浄土・極楽がまっているのです。これが最初に私が制作した樹木葬「庭園葬」なのです。いまでも、結構人気がありいろいろな人が来られています。この「庭園葬」に眠っておられる方々やそのご遺族のお話もそのうち書かせていただきます。閑話休題