サビと暮らし始めて2年半がたちました。サビはどうやらペットとして換われていたようで、最初から甘え上手で可愛い子ぶりっ子でした。ただ、片目が見えないのともう一つの目もぼんやりとしか見えないためにどうやら前の飼い主さんに首輪とリード付きで捨てられたようです。雨の日にずぶ濡れで西寿寺にたどり着いたのでした。どの位迷いネコだったのか分かりませんが、やせ細ってとてもかわいそうな姿でした。ミーとチャータのご飯とお水をあげると瞬く間に平らげ、お替りもあっという間に食べつくしました。とても、お腹がすいていたようです。乾いたタオルで体を拭いてあげて、新しいタオルで包んであげると安心したのか、スヤスヤと眠り始めました。始めは飼い主さんが探していると思い、警察に預けましたが、2週間たっても現れずこのままだと保健所行ということがわかり、引き取ることになりました。今ではこの子を引き取って本当によかったと思っています。私のお布団の中で、毎晩私の枕の横で眠っています。この子のゴロゴロという音を聞きながら、私もどんな嫌なことがあった日でも安心して眠れるようになりました。この子が傍にいてくれることが本当に幸せだと感じています。お陰様で最近では心穏やかな日々を過ごしています。猫は幸せを呼ぶというけれど、本当のことだと思います。
何か心寂しい方は、猫と触れ合ってみられたらどうでしょうか。きっと、幸せを感じることができると思います。合掌