今を去ること400年の昔、西寿寺を建立する際にいまでいう造成工事を行ったところ、奥の山際で「月と星と太陽」を象った三光の御霊石が出現し、その御霊石をどかしたところ、その下から泉が湧きだしその時をもってこの地を「泉谷」と呼ぶようになり、三光の御霊石は西寿寺の鎮守社・三光石神社の御神体としてお祀りされるようになりました。この泉こそ、この地が「泉谷」と呼ばれる所以となったものです。
そして、今でも西寿寺は水道がなく井戸の水で全ての生活を補っているのです。今、この御霊泉や井戸の水がたたれようとしています。というのが、「北陸新幹線」の地下坑道が500メートル下の周山街道をどうやら通るらしいのです。500メートル離れていてもこの辺りの水脈はとても浅く、水は上から下に流れているからどんどん湧き上がっているのです。それを地下トンネルで断たれたらどうなるでしょうか?存続の危機が迫っています。何とかこの危機を回避させないといけないと思っています。京都の地下にトンネルは必要ないと思います。与党のN氏とその取り巻きそしてゼネコンさんはどうしてもしたいでしょうが、400年穏便に過ごしてきたお寺を潰すことを見ていることはできません。今年中に決定があるとのことですが、私は非力ですがこれから声を大にして戦っていくつもりです。合掌