今日は慶安元年(1648年)に奉納された大涅槃図の公開日でした。新聞の「まちかど」に掲載していただいたお陰か、20数名の方がいらしてくださいました。その中にℋ大の美術史の教授という方がおられ、私たちに代わりいろいろと解説をしていただきました。それによるとこの大涅槃図はお釈迦様や菩薩さんたちの金箔の上に截金で細やかな文様が非常に美しく残っている。また、表装も描表具と呼ばれる本紙と同じように絵で描いた形式が用いられており、一番正式な形をとっていると解説をしていただきました。私も知らないことを教えていただき大変勉強になりました。鎌倉時代の様式を残した涅槃図であるとも言われました。そんなことを今日まで知らなかったことに対して、自分自身恥じています。
合掌