もうじき2月になります。この寒い時期になるといつも思い出すことがあります。もう、11年ほどになりますか。この寒い時期に午後3時頃1匹のサバ猫が台所の前でじっとこちらを見ていました。数日間知らないふりをしていましたが、あまりにもかわいそうなので、とうとうお寺にある竹輪と牛乳を出してあげました。よほどお腹が減っていたのか、一生懸命食べていました。その姿を見るとほっておけず、次の日に猫好きの人にいろいろ聞いて、カリカリやら猫缶を買い込んで毎日猫にご飯をあげていました。いつのころからかお寺では、その子のことをネコッちと呼ぶようになりました。2ヶ月ほどたったある日、彼がガールフレンドの三毛猫を連れてご飯に現れました。その三毛猫が現在のお寺の女王猫のミーちゃんです。2匹はとても仲が良く、いずれはお寺の中で面倒をみるつもりでしたが、この世はそんなに甘くなく、ネコッちにとって良くないことがおこりました。続きは明日また。合掌