3月2日に名古屋から梵鐘の研究をされる方がこられました。さる文献に、西寿寺の梵鐘は江戸時代初期に活躍した優れた鋳造師西村和泉の師匠である清住清左衛門の作という記述があるということで、それを拝見したいと来られたそうです。しかしながら、現在の梵鐘は清住師の作ではなく、江戸時代から伝わった梵鐘は戦争中の供出でいまはなく、昭和の初期に新しく鋳造されたものでした。とても、残念がってお帰りになりました。別に戦争だからといって、昔ながらの梵鐘を供出したことはとても惜しいことであったと思っています。合掌
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