三光石神社その2

三光石神社その2

昨日書きました三光石神社の古い屋根(トクサ葺き)を解体するとその下から足袋とわらじが出てきたということをお知らせしましたが、トクサ葺きをしてくれた職人の頭によると、「京都ではこんな風習はない。珍しいといわれました。私も歴史博物館の方や府の建築課の古い歴史的建物の担当者に質問しましたがなかなか回答は得られませんでした。そこで京都国立博物館の先生に質問したところ、ようやくそれらしき答えをいただいたのです。ここへ至るまで結構苦労しました。先生が言われるには、「岐阜や尾張の一部の地方では、神様をその地に足止めするためにこのようなものをいれる風習がある」とのことようやく納得しました。なぜなら、西寿寺は昔から尾張や岐阜・三重の地方と結構縁があるからです。多分、以前に葺き替えしたときには、その地方の職人さんの手を借りたのではないかと思います。私は結構歴史が好きで、これが本当に正解かどうかはわかりませんが、一応の回答ができことに満足しました。大切な三光石神社、これからもしっかりとお守りしていきたいと思っています。写真は発見された足袋とわらじです。汚くて済みません。🙇

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