御室には双ヶ岡という3つの丘が並んだ小高い小山があります。この双ヶ岡は、徒然草で有名な吉田兼好が住まいし、その後葬られたという場所ですが、元々は仁和寺の所有でしたが、昭和のバブル期仁和寺が不動産ブローカーに売却しようとし、京都市の反対で取りやめになったという場所です。今の所有者は仁和寺ですが、この双ヶ岡の小山は3つの丘から構成されていて、古墳もあるという由緒ある場所です。今は整備されトイレやベンチ・東屋などがあり、遊歩道で丘の上まで散策できるようになっています。西寿寺の墓地からは、この双ヶ岡が3つ並んでいるのが見えます。角度的に双ヶ岡が3つに見えるのは、うちぐらいでしょう。角度が少し異なると２つにしか見えませんが、うちの墓地の上のほうから眺めるとしっかりと3つの丘が見えます。お天気のいい日に興味のある方は、散策方々眺めにいらしてください。但し、開門７時～閉門４時までですが。合掌