2月の寺宝

2月の寺宝

2月の寺宝は、「大涅槃図」です。
涅槃図とは、仏教を開かれたお釈迦さまが亡くなられた際の様子を描いた絵のことを言います。
西寿寺の大涅槃図は、慶安元年(1648)に絵師藤本清政によって描かれたもので、お釈迦さまや、その周囲を囲む菩薩さまのお身体は、金箔の上に「截り金模様」という、金箔を細く切って貼り合わせた模様が施されています。表具は「描き表具」という、裂などを使わずに周囲の表装まで絵で描かれている、大変貴重なものです。
絵師藤本清政は、どのような人物か判明していませんが、知恩院所蔵の「観経曼陀羅」も描いていたようで、当時活躍していた絵師と考えられます。
本年は2月14日に涅槃会を行い、それに合わせて大涅槃図の特別公開を行います。
この機会に、ぜひ大涅槃図をご覧ください。

涅槃会に関するページはこちら→https://saijuji.jp/active-learning/2月14日%E3%80%80涅槃会%E3%80%80大涅槃図公開/

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